スキンケアは肌質によって方法が変わる
それぞれに肌質には違いがあるため、タイプ別に適した方法でのスキンケアをすることです。肌質に合っていない誤ったお手入れだと、せっかく丁寧にケアしても逆効果を招くこともあります。
テカリやすくて肌が全体にベタベタしがちなのはオイリー肌であり、皮脂量も水分量も多いです。皮膚の表面には過剰な皮脂があるものの、内部には水分が不足の状態なので、インナードライでトラブルは起こります。
オススメのスキンケアは、さっぱりタイプの化粧水を使った保湿ケアです。べたつきが気になるのがオイリー肌ですが、角質層には水分が不足しています。余分な油分は取り除きますが、化粧水を重点にした保湿ケアを行うのがポイントです。
肌の状態が部分的に異なるのが混合肌の特徴であり、オイリーと乾燥肌の両面を併せ持ちます。テカリが出る部位と乾燥の激しい部位が混在しているので、混合肌は安定性のない肌状態です。
皮膚のバリア機能が低下をしているのも問題なので、荒れ肌で悩まないためにも、保湿を中心に保護機能を向上させます。Tゾーンなどは皮脂量が多くなり、Uゾーンや目元は乾燥をしますが、選ぶべきなのはしっとりタイプの基礎化粧品がオススメです。
タイプ別でみた時にとても弱い肌質を持つのが敏感肌であり、過度のデリケートなので肌のトラブルも起こしやすくなっています。敏感肌は外的環境に体調の変化、過剰に抱えるストレスに皮膚のバリア機能の低下など、あらゆることに反応をして、肌のトラブルを招く弱い状態です。
些細な刺激でもダメージになるのは、常に皮膚が乾燥をしているのが原因になります。荒れ肌を招く強い力を込めて擦ったり叩いたりするスキンケアは逆効果であり、優しい肌のケアを心掛けることです。化粧品は低刺激な敏感肌用を選び、十分に保湿をして美容液も使い健康な肌を取り戻す丁寧なお手入れをします。
水分も皮脂も過剰に足りない肌状態が乾燥肌であり、潤い不足なので全体的にかさついた状態です。ベースに潤いが足りないためメイクのノリも悪く、洗顔後にも皮膚が突っ張ります。乾燥肌に適したスキンケア方法は、徹底した保湿重視のお手入れを毎日することです。
さっぱりタイプではなく化粧品はしっとりタイプを選ぶこと、肌の保湿を高めるヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどの成分配合の化粧品を使うのも良い方法になります。浸透した水分や美容成分を蒸発させないように、乳液よりも濃厚なクリームで、スキンケアのラストには蓋をするようにすることです。